川越ゲーム会に参加してきました.
一言でいえば,“収穫はあった”です.
- ジャイアントステップ(HABA)
手ぶらでお邪魔したのでキョロキョロしていたところ最初に目にした黄色い箱についつい食いつく.パッケージにはなんだかわからないアルファベットが書いてあるけど,アレは私的気になるゲームベスト3位にランクインしているジャイアントステップに違いない!というわけですかさず持ち主と思しき方に話しかけてみたところ,卓を立てていただきました.インストも丁寧にしていただいて感激でした.
内容は,得点という名の金貨を集める目的で,盗賊が出るか出ないかのチキンレース式カードドローや,移動に実際の尺(コンパス)を使うというこのゲームのキモであるアクションと,プレイしていてとでもアコギな遊びをしている感覚になりました.ほんわかとしたファンタジーの皮を被ったとんだギャンブルゲーやで!
これは買い!
ただ冷静に考えると得点の出現の方法とか終了条件の工夫次第でもそっと面白くなるんじゃないかなーと思ってしまいます.あとマップもかな?
ボードにアクセントとしてたまに動物が描いてあったりするんですが,これを踏んだらイケナイギミックを入れてやりたいなという話をしてました.もちろん雷雲を入れたルールでもやりたいです.
- アグリコラ(ホビージャパン)
次にどうしようかとキョロキョロしていたら部屋中央で佇むアグリコラの伝道師の君を発見しました.めっちゃやりたそうにしていたので声を掛けてみることに.長時間ゲームということで渋々な面子も取り囲んで卓が立ち,私,アグリコラとの初対面と相成りました.このゲームも実は私的気になるゲームベスト10位にランクインしていた,いつかやらねばなるまいと思っていたゲームなのでありました(さすがに嘘っぽいですけどホントですよ?).
さてさて,ゲームの前にまずインストが長かったです.が,ここで全てをキッチリ教え込まれたおかげで初回プレイでしたが何も問題なく遊べました.
で,イキナリ自分の庭を渡されたんですが...これめっちゃテンション上がる!今回は練習の意味も兼ねて小さい発展カードと職業カードがランダムに配られたんですが,ここで私の「これ全部ユニークカードですか?」という問いにイェスの答えが返ってくる...ハハ~~ン,そういうことですか!超がつく個人能力系ゲームなわけですね!?これはテラミスティカもビックリだ!(注:テラミスティカをよく知らずに語ってます)
で,私はオーソドックスに作物と家畜の路線で行こうと思って進めたわけですが,思った以上に身動きがとれず,どっちつかずな序盤を過ごす内に自分だけ家族の人数が少ない状態になってしまいました.ワーカープレイスメントとしてこれは致命的.というか待ち時間が長く単純にさびしくなったので焦って家族を増やし始めるも,完了したころにはもう終盤に差し掛かろうとしていました.
終盤は収穫が増えるため,ようやく私の路線が報われ始めてきました.
しかし,最後は痛恨の勘違い(数ターン後に発覚し計算がすべて崩壊したので待ったもできず).大きな悔いを残しましたが,家畜,作物が案外堅実な得点源となり30 vs 34 vs 38 vs 38と僅差の3位まできていました.ちなみに勘違いがなかったとしてもあと4点は多分無理でしたが...
これはリベンジ!...半年に1回はやりたい良ゲーでした.
ユニーク効果付きの発展カードと職業カードはまだまだまだまだあるようで驚きを隠せません.しかも本来はドラフトするとのことで.すげえ.
俺の庭最終形.
スカスカで見た目は残念です.
チャンプ1の庭.
家畜の種類なんでもOK牧場は羨ましかった.
チャンプ2(伝道師の君)の庭.
木こり(?)能力を活かして6家完成!キレイ.
こういうの見るとリプレイ欲がまた湧いてきますなー!
4か月以内にはまたやりたいです.
- ロール・スルー・ジ・エイジズ(ニューゲームズオーダー)
小箱にズッシリ,木製コンポーネントが素敵でした.ペグを使ったゲームも初めてでなんとなく新鮮でした.
これも実は私的気になるゲームベスト4位のゲームなのでありました(いやホントだって!).先日ヘックメックやって落ち着いたダイスゲーやりたい熱もこの実物をみて再燃.卓立ての検討中に颯爽と割り込んでやらせてもらう運びになりました.
結果的に言えば,我々のプレイングはおそらく間違えだった(と私は思っています)!勝ったのは私でしたが得点は13点とかそんなでした.
私はといえば,ダイス振りたいばっかりに,序盤食料無視で一気に都市を拡張してダイスをMAX7つに.あとは耐ドクロマーク(災い)の能力をボチボチとっていっていたのですが,時すでに終盤でした.自分に降りかかる最大の災い(ドクロマーク5つ以上)を相手に反射する能力を得てこれからと思ったら,もう最終手番...って,俺なんもやってねえ!
ちょっと終了条件に問題あるかもしれないけど,このゲームは買いだ!
災いを全反射して相手にダメージとか,完全なダイスゲーですが相手のターンでもなかなか楽しいゲームです.あぁこれは,ジャイアントステップのときにも感じたギャンブル感.まさにアレと同じだ.
追記:
http://www.newgamesorder.jp/games/rollthroughtheages
「ヴァリアントルール:後期青銅器時代」のルールとシートが公開されていました.終了進歩数,進歩のコスト&点数,モニュメントの点数,船など,こちらのほうが断然良くなっている気がします.
- クーハンデルマスター
最後,クーハンデルマスターを6人でやりました.
カードの得点のスケーリングがすげえ.まずここでした.
基本点だけで言えば,10点のカードと1000点のカードが同じ次元に存在するという,まずすぐに理解するのは困難なゲームです.
で,競りゲームというわりに配られた手札(お金カード)には何故か「0」混ざってるし.ルールを聞いて...やべぇ,やべーぞコレ!!
そして始まる仁義なき競り合戦.あぁ,やっぱりこうなった・・・.
というところでゲーム会終了の時間となってしまいました.これから終盤,そして本番,このゲームの回答が見られる!というところだったのでとても惜しかったです.
クーハンデルマスター!オススメです.
いつかまたクーハンデルに相見えるその日まで・・・.
fin.
おまけ→yioのいま気になるゲームベスト10!①カッラーラ②サンチアゴ(AMIGO)③ジャイアントステップ④ロールスルーエイジズ⑤ソレミーヨ⑥サヴァンドールの鉱山⑦カルカソンヌメイフラワー⑧ダイスサファリ⑨コンテナ⑩アグリコラ
あと生メディナも見れて良かった!